2025/02/05 | NEW WIND 2月号掲載。図書室だより更新。 |
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2024/12/05 | NEW WIND 12月号掲載。 |
2024/11/06 | NEW WIND 11月号掲載。図書室だより更新。 |
2024/10/04 | NEW WIND 10月号掲載。図書室だより更新。 |
2024/09/05 | NEW WIND 9月号掲載。図書室だより更新。 |
2024/08/06 | NEW WIND 8月号掲載。図書室だより更新。 |
2024/07/04 | NEW WIND 7月号掲載。図書室だより更新。 |
2024/06/05 | NEW WIND 6月号掲載。図書室だより更新。 |
2024/05/13 | NEW WIND 5月号掲載。図書室だより更新。 |
2024/04/08 | NEW WIND 4月号掲載。図書室だより更新。 |
2024/03/05 | NEW WIND 3月号掲載。図書室だより更新。 |
2024/02/05 | NEW WIND 2月号掲載。図書室だより更新。 |
1日~2日、8日~9日 | スキー教室 「一般・幼児クラス」 | ほろたちスキー場 |
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5日、13日、19日 | 英会話教室 | 生涯学習センター「アトリエ」 |
19日 | チビッ子英語クラブ | 生涯学習センター「アトリエ」 |
古今東西の書物が集う墓場。 明治の終わり、消えゆくものたちの声が織りなす不滅の物語。 花も盛りの明治40年?高遠彬の紹介で、ひとりの男が書舗「弔堂」を訪れていた。甲野昇。この名前に憶えがあるものはあるまい。故郷で居場所をなくし、なくしたまま逃げるように東京に出て、印刷造本改良会という会社で漫然と字を書いている。そんな青年である。 出版をめぐる事情は、この数十年で劇的に変わった。鉄道の発展により車内で読書が可能になり、黙読の習慣が生まれた。黙読の定着は読書の愉悦を深くし、読書人口を増やすことに貢献することとなる。本は商材となり、さらに読みやすくどんな文章にもなれる文字を必要とした。どのようにも活きられる文字?活字の誕生である。 そんな活字の種字を作らんと生きる、取り立てて個性もない名もなき男の物語。